株式会社ボディーリペア大分
基本に忠実、かつ、常に向上心を
大分市横瀬で《ボディーリペア大分》を創業した代表・小川崇紘さん。今年2月、国道210号線沿いですぐ裏手にはJR久大本線が走る由布市挾間町に工場を新設した。「横瀬の本店では鈑金を中心に、新工場では塗装を中心にした業務を行なっています。近くには民家がない場所でもありますし、新しい機材も取り入れ、スタッフみんな気持ちよく仕事ができるのがなによりですね」。仕事を行なっていく上で、小川さんご自身が大切にし、スタッフのみなさんにも常に伝えているのは『基本』と『向上心』だ。「『上手に』ということではなく、まず大切なのは基本を忠実に行なうこと、どうすれば失敗しないのかを身につけることです。基本ができていなければ、何もできません。そして、基本をベースに、常に向上心を持って仕事に取り組むことが重要だと思います」
前進するための『小さな勇気』
向上心を念頭に置かれている小川さんは新技術や新素材に対しても柔軟だ。「気になったものは何でも一度は自分で試してみますね(笑)。水性塗料なども、やがて使わなければならない時がやってきます。その時から始めても、先行している他社に遅れをとってしまうでしょう。いつでも対応できるように準備しておかなければなりません。経験にとらわれることなく、やってみることは大事です。それを決断するのに必要なのは勇気。私は『小さな勇気』という言葉が好きなんです。その積み重ねで前進できるのですから」
現場作業や打合せなど日々の仕事はもちろん、HPの充実なども手がけている小川さん。お子さんと過ごす休日以外はアクセル全開だが、先々のことも見据えていらっしゃるようだ。「年月を経れば私の技術が今よりも落ちることは仕方のないことです。その時までにまかせられる人材を育成しなければなりません。私がちゃんと引退できるといいですよね(笑)。大分ではみなさんに知っていただける会社になりたいですし、お客様から『《ボディーリペア大分》に頼めば間違いない』と言っていただける会社を目指していきます」