今年も盛大に開催された「大の市」。あいにくの雨模様でしたが、会場内は大変な盛り上がりとなり、2日間の来場者は約3,500名となり「自動車・建築関連総合機材展」、「九州最大のリーディングイベント」というタイトル通りの規模となりました。今年の出展企業は約100社。各デモンストレーションやプレゼンテーションも15プログラムを数え、全体的に質の高いバラエティ豊かなものとなりました。
今年の特長として目立ったのが車体新素材への対応策や作業効率を上げるためのさまざまなツール・システムなどでした。特に超高張力鋼板への注目度が高かったようで、多くのツールメーカーがお客様から直接、質問や相談を受けている様子が見受けられました。ご来場になった方々も最新の技術や考え方をできるだけ吸収して帰ろうという意気込みに溢れ、積極的にメーカーや私どもに質問なさる姿が印象的でした。
特設の塗装ブースで塗装のデモンストレーションを行なったのは
の5社。水性塗料の塗装実演はもちろん、クイックリペアやエアブラシによるペインティングなど、多岐に渡る内容で、各メーカーとも「今イチオシ」のシステムや技術を惜しみなく披露していました。
やはり、超高張力鋼板にどう対応していくのか?ということが、鈑金部門では今年のテーマとなっているようです。また、スポット溶接や作業の合理性に着目したデモンストレーションも披露されました。
といった5社・グループがさまざまな観点から鈑金作業の合理性を追求していたようです。
今年の目玉として取り上げて良いのが株式会社プロトリオスによる講演。
【自動車の新技術と車体修理の変化】
【自動車整備業とコンプライアンス】
という二つの講座を設け、高機能化、複雑化する現在の自動車技術をベースに、損保業界の動きや、どんどん厳格化する各種規制について、分かりやすくレクチャーしていました。ご来場のみなさんも、今いちばん気になる話題に触れることができたせいか、約60分という長い講演を途中退席もせず熱心に聞き込んでいるご様子でした。
日本頑張れ!東京オリンピックを成功させよう!
拝啓 陽春の候、益々御盛栄のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、今年も大井産業グループ恒例の「第36回大の市」を例年通り福岡国際センターにて4月12日(土)13日(日)開催致します。昨年も厳しい環境の中、お客様、メーカーさんの多大なご支援により例年以上に盛大な大の市になり、社員一同感謝しています。
昨年よりアベノミクスによる景気の回復や東京オリンピック招致により期待される経済効果、消費税アップ前の駆け込み需要など一時的ですが先行き明るい見通しが見られます。しかしながらTPP交渉の先行き、尖閣列島での中国との摩擦、竹島問題での韓国との摩擦問題、更に少子高齢化による人口減、消費税増税後の反動、円安による原料高など、依然として厳しい市場が伺え、決して楽観視出来ない状況が続いています。
この様な環境の中で皆様方も自社の生き残りを賭けて日夜腐心されていることと存じます。今年の大の市も塗料、副資材、各種ツール・システムなど様々な製品を選び抜き、出展品目のどれを取っても経営の合理化、生産性の向上、営業品目の多様化など皆様方の利益向上の一助になる内容と信じております。
当社は昭和25年創業以来、お客様との「共存共栄」を企業理念としています。お取引いただいている皆様方のご繁栄があってこそ、私どもの存在があるものと確信しております。“大井産業と取引して良かった!”と喜んで頂ける様に今年も精一杯頑張ります。福岡国際センターで皆様方と直接お目にかかり貴重なお話を伺い、また私共からも有益な情報をご提供できればとお待ちしています。宜しくお願い致します。
敬具
平成26年3月吉日 大井産業株式会社 代表取締役 花村 禎三
デモンストレーション
見どころ
イベント・その他
出展企業