信頼していただける会社を目指して
広川IC近く、国道3号線沿いに位置する《大中フェンダー》は、フェンダー関係の専門店として戦前に創業。現在は3代目・大中和彦代表を中心に、一般修理、鈑金塗装、車検など、車に関するあらゆる要望に応えるBODY SHOPだ。「今のお客様は仕上がりに対して非常に細かい目を持たれています。今は、車は一つの財産ですから当然ですね」。仕上がり面に関してはもちろん、予算的な要望にはリサイクル部品を積極的に使うなどきめ細かな対応を行なうが、それでもさらなる要望を言われることもあるのだそう。「私はいろいろなことを言ってくださる方ほどいいお客さんだと思っています。私たちが真摯に対応できるかどうかが大切なことなのです。この地方の特性かもしれませんが、満足していただいたお客様はその後もずっとお客様でいてくださいますね。祖父の代から変わらないことですが、お客様から信頼していただける会社であることをいつも念頭においています」。
確かな技術と新時代への対応
「祖父も父もとてもストイックで真面目な職人気質でした」。その気質は現在の現場スタッフのみなさんにも脈々と受け継がれ、一つ一つの仕事が丁寧に確実にすすめられている。そして、進捗状況や仕上がりを確認し、統括するのが大中代表の仕事だ。「水性塗料、高張力鋼板など様々なものが常に進化しています。それに対応するためには、私たちは確かな技術を磨くことに加えて、その技術をどう使うのかという知識が重要になります。日々の仕事も大切ですし、日々の勉強も欠かせないですね」。2014年末からベンツなどの外車も積極的に取り扱うようになったそうで、さらなる革新が進んでいる。最後に、仕事の中での喜びを教えていただいた。「お客様に『きれいになりましたね。新車みたい!!』と言っていただけるのが私たちのなによりの喜びです」。
大中代表と現場リーダー・下川亮輔さん。
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