株式会社 みさち商会
2つの柱〜原点回帰とTCS〜
昭和27年、塗装専門工場として創業。現在、3代目となる代表取締役社長・井上文生さんと2人のご兄弟の3人を中心に、鈑金・塗装、車検・整備、新車中古車販売、各種保険の4つの業務を行なっている。 常務取締役・井上徹さんにお話をうかがった。「今、会社は2つの大きな柱で動いています。1つは“原点回帰”。鈑金・塗装部門を見つめ直し、ディーラー様とともにしっかり仕事を行なっていくことです。そして、もう1つは“TCS(トータルカーサービス)”。顧客の数をただ増やすということではなく、出会えたお客様と深く長くおつきあいしていきたいと考えているのです。 私たちは『車のことならみさち商会』を合言葉に日々仕事を行なっています」。2月に20周年を迎えたショールームでは、メーカーの枠を越えた車の展示や、気軽にメンテナンスに来てもらえるようにと、季節ごとのイベントも行なわれている。
腕とハートで100年企業へ!!
長い歴史をつくることができたのは確かな技術力であることは間違いない。「例えば具体的に言うと、当社は基本的にぼかしではなくブロックで塗装を行なっています。 お客様のことを考えると、車にできるだけダメージを与えないことが私たちの使命ですから。そのための技術力向上への努力は惜しみませんね。」さらに、現状に満足することなく、『みさち商会』は先に進み続けている。 「長くやっていると技術者の考え方が固定してしまったり、マンネリ化してしまう部分が生じることもあります。それらを打破するため、第三者に分析してもらったり、常に効率化を図れるものはないかを考え、少しずつですが改善をし、仕事の効率化を図っていますね」。 創業時からの社是は『和と豊』。“人の和を尊び共に地域社会と会社の発展を期し、皆で豊かになり楽しい人生を送りたい”という想いが込められている。力強い言葉をいただいた。「“和”と“豊”で、100年企業を目指していきます!!」。