有限会社アクティー
お客様もスタッフも大切に
1950年に鈑金塗装からスタート。現在は3代目・中山義之さんを中心に、鈑金塗装、自動車販売、保険、車検整備など車に関する様々な業務を行なっている。「念頭においているのは『お客様に喜ばれ、選ばれる会社になろう』です。そして、常々スタッフに言っているのは、『他人の立場になって考える』ということ。自分の仕事に対して責任を持つという意味でも大切なことですね」。仕事に対する厳しい一面を見せる中山さんだが、スタッフのみなさんを想う気持ちも熱い。「職場環境のことを考えるのはもちろんですが、夢のある仕事をやってもらえるようにしていきたいですね」。この春に加わる新入社員のことも、心待ちにされていた。
信頼していただける会社を目指して
作業工場は合志市中心部のオフィスから車で5分ほどの栄工業団地にある。一角には今年1月にエムエスジャパンサービスから導入したジグ式フレーム修正機『タイガー』、車輛デジタル計測器『タッチ』、スポット溶接機などが置かれている。これらは中小企業庁が主宰した『平成26年度補正 ものづくり・商業・サービス革新事業』に採択され補助を受けて導入したもの。事業計画名は『高精度機器使用による作業率向上及び安全品質証明計画』だ。「正確に計測して正確に直す…数値化することで、正確性を高めることができ、お客様から信頼を得る一つの材料となります。既にある物を使うことで、これまでになかった新しいサービスを提供できるようになったということですね」。
中山さんは、これからより広く普及することが予想される水性塗料や新技術についても準備に怠りはないとのこと。「社名の『アクティー』はいつも行動的でいたいと思い、『アクティブ』を元にした造語なんです(笑)」。中山さんのやわらかくも力強い言葉からは、常に前に進もうという気概が満ちあふれていた。